原田劇場パート16「南相馬市のお客様」
小汀 泰久 |
2011.03.27
今日午後、南相馬市の被災者の方が親子連れでご来店を頂ました。
ご承知の通り、南相馬市は、福島県の北部にあり「東日本大震災」の
被災地であり、福島原発の20~30キロ圏で屋内待機から自主避難
の地域であります。
停電、水道、ガスが使用できない中で放射能被害が想定される17日
に子ども二人と半身不自由なお母さんを含む5人と15歳になるワンち
ゃんとワンボックスカーに乗ってガソリンを捜し求めながら新潟の柏崎
経由で奥様の実家のある松江に二日掛かりで到着、実家に身を寄せた
ということでした。
南相馬市では、嫁ぎ先は浄土真宗の家庭で昨年7月にはお義父様が
お亡くなりになっており、6月には一周忌をする予定であったようですが
この状態で、6代目になられるようですが過去帳だけを他のアルバムと
か「本当に必要な思い出の品」だけを持って避難されて1週間。
やっと今日は、町へ出て髪を切ってもらって「気になってしょうがなかっ
た仏様」の過去帳を乗せる「見台」を買い求めにご来店を頂戴しました。
被災者の方とお聞きし、特別価格にてサービスをさせていただきまし
たが、松江市の市営アパートに入居の予定であるとのことでこうした
ご援助を頂ける事にとっても感謝されていました。6月に予定をなさっ
ている一周忌の法要につきましても「事情を理解していただきおつと
めをしていただけるお寺様のご紹介」も含め何なりとおっしゃって下さ
いとお伝えしておきました。










