「議員定数」
小汀 泰久 |
2011.10.06
私は、今から38年前23歳~25歳までの約2年間、参議院議員秘書
を勤めていました。 正確には、候補者の秘書1年3ヶ月、当選されて
から丸1年(昭和49年7月~50年7月末日)、東京の参議院議員会
館に勤務し、議員の家の向かいの家に間借りをして書生のような仕事
をしてました。早朝の「朝飯会」から昼間はもちろん、夜の赤坂、築地そ
の他の会合に<わらじやの道路地図帳>を片手に議員の運転手をし
ていました。
25歳の時に人生の転機となる”出来事”があって残務整理をして1カ月
後に退職して出雲に帰り、現在の仏壇の原田に明くる日(8月2日)から
勤務しました。
その後、その年の10月19日に「仏壇の原田・松江店」を開設し、その時
から店長として現在に至ります。
この36年間に「仏壇屋の店長」をしながら色々な異業種交流会や政治的
な団体、奉仕団体、市の審議会などなど沢山の組織に属してきて一貫して
訴えてきたのは「議員定数の削減」でありました。
先日、朝のTV番組のなかでも取り上げられていました。
日本の国会議員 衆議院 480名
参議院 242名 衆参両院 722名
一人当たりの歳費 2,197万円
他に文書通信交通滞在費 1,200万円
立法事務費 780万円
議員一人当たり 年間 4,176万円 (全員では、302億ほど)
他に交通費(JR、バス、航空券など)、議員宿舎(非常に安い価格)
一方地方議員 都道府県会議員 2,681名
市区町村会議員 33,156名 計35,837名
諸外国の地方議員数
議員数 議員一人当たり報酬額 税金の総支出額
日本 約3,5万人 年間 680万円 年間 2,448億円
イギリス 2,3万人 74万円 170億円
アメリカ 17万人 65万円 1,105億円
ドイツ 20万人 50万円 1,000億円
フランス 52万人 な し な し
スウェ-デン 1,5万人 な し な し
ちなみに松江市の市議会議員一人当たりに支出する額は、
938万円であります。(これは、私が委員として所属しています松江市
行財政改革推進委員会で私の質問書に市当局から回答があった額)
最近では、2月10日にこのブログのなかでも紹介していますが、
白潟公民館で開催された松江市議会の「議会報告会」でも取り上げて
います。
私も商工会議所の議員をして昨年11月には、30年の日商会頭表彰を
受けていますが、商工会議所は、「無報酬」どころか年間約35万円の
会費を納めて、部会、委員会活動を自費による研修視察も含めて実施
しています。
国会議員の報酬については、「東日本大震災」のあと4月から月50万
円減額していたものが、半年の期限が切れて元に戻っています。
今日も災害復興特別委員会が国会ではTV中継されます。
復興がなかなか目に見えて進まない中で、被災者や関係者はどのような
気持ちでこの実態(世界のスタンダードでなく、日本独自のスタンダード
で平気で継続されている)を見ているのでしょうか?
国会議員の自分から発信しているHP、ブログなどを検索しながら見てい
ますが、<いったいこの人は~~~~>と感じる人や<この人は、素晴ら
しい!!>と感じる人。 さまざまです。
野党でも二重ローン問題や復興支援法に尽力し、尚且つ暇さえあれば
地元だけでなく東日本の被災地に出向いている人もあれば、
与党でありながらたいした議員活動もせずに、「コーヒーブレイク」と称して
自らの休息の話題をコメンテ-ターの如く発信し、「テレビに、いつ出ます」
という事に終始している「てれびっこ」もいます。
4年前に、毎年行われる正月の松江市の年賀会で当時の市議会議長で
あった田中議長が自ら<市議会議員の定数について>言及され「特別委
員会で審議中であり、必ず成果が上がると信じている」と新年の公式の場
の挨拶で述べられ期待していたのにも関わらず、叶いませんでした。
その後も、私は県内各地で起きている「議員定数削減」の報道を見ては
「わが意を強くして」発言してきています。
国、地方で1,000兆円の借金があり、国難ともいえる災害復旧に当たら
なければならない時、誰が、どのように”範を示す”かであります。
公務員給与の削減も「しかり」です。
長くなりましたので店を開ける時間になりましたので今朝は、この辺で==。









