原田劇場パート22「入仏式」
小汀 泰久 |
2011.11.01
一ヶ月ほど前に大阪にお住まいのO様から電話がありました。
内容は、
「現在、私どもは大阪に住んでいますが、松江の施設に母がお世話に
なっています。その施設の部屋に、以前から拝んでいたお仏壇を安置
させて頂き母が拝んでいます。母が施設を替わることになり、新しい施
設では、そのお仏壇は大きくて持って行くことが出来ないので、処分を
してほしい。」そして「新しい施設では、小さなお仏壇なら安置してもい
いですとのことでおたくで買い求めたい。」とのことでありました。
ここまでなら珍しいことではありません。
ちょっと言いにくそうに「お仏壇の『魂抜き』をおたくの店でお寺様に来て
いただいて『お経をあげていただく』ことが、可能でしょうか?」と仰いまし
た。これは、珍しいことで事情をお聞きしているうちに「分かりました。お
引き受けいたしましょう」ということで本日写真のようにO様と日蓮宗の
菩提寺様がご来店を頂き当店の2階の展示場の一角で「抜魂式」と「入
仏式」の法要がありました。
右側のお仏壇が古いお仏壇で現在、入所されている施設から軽トラ
に乗せ当店2階のこの場所にきれいに手入れをして飾りました。
当初は、O様もどこで買い求めたことは仰いませんでしたが施設で
拝見して直ぐ当社でお納めさせて頂きましたお仏壇と直ぐ分かりまし
た。今から約30年前に当時の当社の<一番の売れ筋>の紫檀製の
立派なお仏壇です。こうして展示しておりますお仏壇の中でも、「遜色
ない」ものです。しかしながらO様のご事情とご判断でこうして「抜魂」
して最終的に<焼却処分>をすることになります。
今度は、新しいお仏壇に対しての「入仏式」です。本日、おつとめを
頂きましたO様の菩提寺様は、日蓮宗のお寺さまで「とても大きな、
良く通るお声」でお経をあげていらっしゃいました。O様ご夫妻も総て
が終わって安堵の様子で「おかげさまで、助かりました!!お世話に
なり、場所の提供まで頂き、大変有り難うございました。」と何度も
おしゃって頂きました。
「入仏式」のお経をほんの一部ですが、動画でアップしておきます。
以前、施設でこの「入仏式」をして頂いたときにお勤めのお経のお声
が、先ほどの通り大きなお声で唱えられたもので「もう少し、小さくお
願いします!!」と言われ、「そのことを申し上げようもないし、こちら
でお願いできましたら~~」とのことでありました。 今日は、O様ご夫
妻も気兼ねなくお寺様が唱えられたお経を、所作をご満足してお聞き
になられたことと思います。
O様は、法要終了後、大阪から乗ってこられた自家用車でお寺さまを
送ってから再びご来店になり、自家用車の後部座席に「入仏式の終
わったばかり」のお仏壇を積んで新しい入所施設にお向かいになら
れました。
今回のような事例は、この先ちょくちょくあることと思います。
このブログを見ていただきました方々のご親戚、知人で同様なことが
ありましたら是非、気楽に当社にご相談下さいませ。
何なりとご相談に応じます。









