松江市行財政改革推進委員会・分散会1日目
小汀 泰久 |
2011.11.11
市役所本館西棟5階、災害対策本部室において先日の4日、9日
の視察を終えての協議の場であります「分散会」が行われました。
この災害対策本部室での会合は、初めてでありましたがこのように
各人の前にはパソコンのモニターが有り、それぞれにSW付きのマイ
ク設備もあります。 なかなかの施設です。もちろんこの部屋を「本
来の使用目的」での使用はなければ、ない方が良いのですがこうした
施設、設備は「いざという時に機能を果たすためには有効」であると
感じました。
さて、本日の審議項目は、
①健康福祉部 介護保険課 御津老人福祉センター
大芦老人福祉センター
加賀老人福祉センター
②健康福祉部 介護保険課 松江市島根高齢者在宅生活支援
モデルルーム かかやきハウス
③観光振興部 観光施設課 松江市自然休養村センター
松江市豪農屋敷他
④観光振興部 観光施設課 松江市美保関海の学苑ふるさと創
生館 (メテオプラザ)
⑤健康福祉部 健康推進課 松江市八束保険福祉総合センター
(ちとせやつか)
⑥健康福祉部 健康推進課 松江市サン・エールたまゆ
⑦教育委員会 生涯学習課 松江市宍道ふれあい交流館
(ギャラリーC)
⑧教育委員会 文化課 松江市出雲玉作資料館
松江市出雲玉作資料館分室
鹿島歴史民族資料館
松江市八雲郷土文化保存伝習施設
島根歴史民族資料館
⑨教育委員会 スポーツ課 松江市矢田体育館
サンライフ松江
以上9グループ16施設について行われました。
項目毎に担当部や課から担当者が施設の説明をし、内部検討委員会
での判断内容の説明があり、本日出席の13名の委員から質問、意見を
申し述べます。基本的に1項目20分程度での協議でありますが、委員
の皆さんの関心のある項目は、「議論灼熱」でありました。
私は、「二日間の視察」に行った項目(赤字)と自分なりの意見があった
項目(ピンク)について意見を述べさせて頂きました。
このように審議中の項目の画面が前面のモニターに出てきます。
この後、15日にも同様の会合が開催され、同時にパブリックコメント
の結果をもとに庁内での協議の後、議会審議を経て決定をされて行
きます。
行財政改革の必要性は皆賛同されているが、集客が判断基準に
なる項目は、もっとPRや努力をしてから判断すべき。
地域の声をどの程度、聞き入れているのか施設によっては地域密
着のものもあるわけでもっと地元の意見をきくこと。
民間に移管するにも、指定管理者に委託するにしてもっとコスト意
識を持つべき。
などの意見が出ました。
この委員会で報道関係者の方は同席されたことはありましたが、
今日は、傍聴の方が10人以上来られ、地元の関係者の意識の高
さが伺えました。 責任重大です。
こういう場に同席、発言できることに感謝です!!
追伸: 11月12日(土)山陰中央新報27面にこの「分散会」関連
の記事が、このように掲載されていました。
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現在4件のコメントが寄せらています。
れいこ (2011.11.12)
もと鹿島町民ですが、歴史民族資料館は行った事がありません。中学から住んでただけなのでもしかしたら小学校では習ったのかもしれませんが、授業の中に地域の歴史を勉強する時間を入れてみるとかしてもいいかもしれませんね。
なくせばいいというものでもないと思いますし、どの施設でもそうですが、やはりつくる前にもう少し費用対効果とかどう運用していくか、ほんとに必要なのかをちゃんと考えて欲しいなと思います。
永井 泰 (2011.11.23)
小汀様 はじめまして、合併して出雲市となりました斐川に居住する者です。先日来地方紙の報道記事や名窓欄で玉作資料館や鹿島歴史民俗資料館などが閉館され展示物は入館者の多い館へ移行する旨拝読いたしました。費用対効果の面で自主入館料減と松江市からの委託料・指定管理料など支出との割合などで決められたことと存じます。各館についての具体的なことは省きます。勾玉・管玉などの貴重な遺物が全国の遺跡や海外でも発見されます。その多くは玉湯町に位置します花仙山の玉髄(カルセドニー)です。隠岐の黒曜石もしかりです。1300年前の記紀及び出雲国風土記よりずっと昔から、この地で玉作りがなされていました。アナヒータの新宮社長の話もブログに掲載されており社長のお話に大変な感銘を受けました。この方のご先祖も新宮一族として玉造にやってこられました。この地に玉作資料館があるからこそ地域の宝物としての出土品の価値があるのです。県内は勿論全国の方々はこのことを良く知っておられます。合併して松江市は玉湯町の宝を他に移してしまったと言われかねます。それも全国から。博物館及び該当施設は箱物ではありません。学校に準ずるものです。読み書き算盤など生きていく上で最低限必要な学問は学校、そして地域を中心とする歴史・文化・産業の普及啓発は博物館の分野です。私は入館料は無で良いと考えます。沢山の職員で運営されている国立は別格として(ただこれも職員削減などが議論されており論外のことなのですが)、市町村の数名しかいない博物館・該当施設では、自分の休日を利用して調査研究をしたり、論文を書き後世に残す仕事をされておられると聞きます。逆にその費用はどれだけの金額になるのでしょうか。人数がいないので館を空けて調査に出るわけにもいかない、特に館長や学芸員の方は学校の教師に勝るとも劣らない素晴らしい知識を持っていらっしゃる方が多いのです。自らの仕事いや好きな事とはいえ、家族や本人の犠牲の上に博物館業務は成り立っているのではないでしょうか。子供から観光客、学者まで沢山の方々が博物館を訪れます。基本的にすべてに対応できる能力を持っているのが博物館です。学校ではいや行政でこの方々に対応できるのでしょうか。維持管理費は市役所も関係建築物も全て経費がかかるものです。入館者増のために関係博物館は努力されています。広告宣伝費は大変な費用ですから十数年前にどの施設も地方紙や全国紙などに出しておられました。今は殆どの市町村該当施設では出しておられません、というより予算が無いから出せないのです。無料で掲載出来るフリーペーパーや文芸担当の記者に頼み記事として掲載していただくことが一気に増えました。これら施設が竣工するには当時の地域関係者・行政の熱い想いがあってオープンされたのです。この背景を見失い現状の行財政改革の一端として、大切な宝物を目先の数字だけで失うことはどうなのでしょうか。もっと別の行政費用削減のための思慮がなされるべきではないでしょうか。これから100年後未来人はどう思われるでしょう。地域の魅力があるからこそ他県からも島根は住んでみたいといわれるのです。鹿島町歴史民俗資料館につきましても同様と考えます。子供しかるな来た道だ、年寄どなるな行く道だ。限られた人生、ささやかではありますが、心豊かに身の丈にあった生き方でありたい、そう願っています。地域の博物館とともに。長文で失礼であったことお許しください。合掌。










