「伊東 深水展!!」
小汀 泰久 |
2012.01.03
3日は、県立美術館で開催されています「伊東 深水展」を観賞して来
ました。
私は、県立美術館の年間パスポート会員でもありますし、メールマガジン
会員登録をしておりますので昨年末にメールにて案内を頂いていました。
詳しい紹介は、公式HPでどうぞ!!
http://www1.pref.shimane.lg.jp:80/contents/sam/
年賀状を投函して天神川沿いを美術館に向おうとしましたら「かも」が
十数羽、当社の南側の天神川で戯れていました。
川沿いを250メートル進むと天神橋の北詰には、中国電力の変電所
があります。当社の新築3年後に出来た建物で中は、トランスやその他
通常、金網で囲まれた中にあるような設備が収まっています。
当時の中国電力の松江支店長から「お宅の建物を真似て変電所を作り
たいと思いますが、いいでしょうか?」とご相談を受けまして「天下の
中電さんが真似ていただくのは、光栄です。」と快諾させて頂き、完成した
のがこの建物です。
県立美術館は、この通り屋根からの「雪ずり」の雪がまだこのように残っ
ていました。 ほんとうに穏やかなお正月です!!
「伊東 深水」の内容は、もちろん<撮影禁止>であり、写真は掲載出来ま
せんが、総展示点数80数点にも及ぶ作品が展示してあり、壮観です。
同じ頃に入館した親子連れの小学校に未だ入ってないような男の子が
「わ~~、すごい~~~」と驚嘆の声を挙げていました。
「伊東 深水」と言えば、<美人画>と<朝丘 雪路の父親>というイメージ
を持っていましたが戦時中、海軍報道班員として南方に派遣され、その時に
多くの絵画やスケッチを遺していること。若い頃は、浮世絵にも興味を持ち
自ら歌川広重などの東海道五十三次の一部と呼応した作品を遺しているこ
とに驚きました。(版画は、2階の常設展示場に比較して展示してあります)
さらに、屏風絵の中には、大作で力強い生命力を遺憾なく発揮した作品も
数点有り、戦前、戦時中の混乱期によくぞこれだけの作品を遺したと感服
しました。横山大観の戦時中の国威発揚の絵画と同時期の美人画の対比
に興味をもちました。
「さちこ」さんは、帰りに一番印象に残っているのは「指」(大正11年作)が
気に入ったようでした。 私は、「鏡獅子」(昭和9年作)でした。
外は暗くなりかけていました(本日の日没時間は、5時7分とありました)が
お互いに満足して帰路につきました。
帰りに、大阪の彼女の家に訪問した長男からも嬉しいメールが届き「さちこ」
さんは、<ウキウキ>でした。
昨年は、玉造温泉に泊まりましたが、今年は「美人画の観賞」でした。
どちらも満足の行くものでした!! 正月から感謝です!!
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現在6件のコメントが寄せらています。
田中涼 (2012.01.05)
私は絵画の知識が無いので、「伊東深水」と聞いてもピンとは来なかったのですが、自分の見聞を広げるためにも一度見に行ってみたいと思います。戦時下のギリギリの精神状態の中でどのような絵画を描かれているのか非常に興味深いです。
mitoya (2012.01.05)
深水展もさりながら建物の話、初めて知りました。いい話ですね。そういえば前から何の建物かと思いながらも別に違和感を覚えなかったのは、御店と同じ土蔵風の並びだったからでしょう。他人の建物にとやかくは言う資格はないですが、最近市内で道幅が広くなるところなど見るにつけ、もうちょっと共通的な美観思考は持てなかったのかなと思うことしきりです。
杉谷篤志 (2012.01.06)
私も本題もですが、建物のお話に感激いたしました。さりげなく松江の景観を考えられた粋な中電さんと、それを快諾された小汀さん。う~ん、やはり凄いなぁ。初めて知った美しいお話です。










