「文藝春秋」
小汀 泰久 |
2012.01.20
私の愛読書は、「文藝春秋」です。
新年特別号(昨年12月10日発売)
表紙に 問題提起民主政権下で平成が終わる日
P94~104 「問題提起民主政権下で平成が終わる日」
大島 真生(産経新聞記者)
P106~113 「雅子「皇后」は公務に耐えられるのか」
友納 尚子(皇室ジャーナリスト)
P260~266 「秋篠宮が語る悠仁さまの5年」
江森 啓治(毎日新聞編集委員)
P452~463 「昭和天皇」
福田 和也(文芸評論家・慶應義塾大学教授)
P538~539 「天皇家の執事・侍従長の十年半」
渡邉 允 (宮内庁・前侍従長)
二月号(1月10日発売)
表紙に 昭和の終わりと平成の次の世
P94~100 「民主党に皇室典範改正は任せられない」
安倍 晋三 (元内閣総理大臣)
P102~109 「石原信雄メモ『大喪と即位の礼』」
石原 信雄 (元内閣官房副長官)
P110~120 「左遷された昭和の天皇の忠臣」
永田 忠興 (元宮内庁掌典補)
P122~129 「宮中祭祠を『法匪』から救え」
斎藤 吉久 (宗教ジャーナリスト)
P264~267 「同級生は天皇陛下」
扇 千景 (元参議院議長)
P402~414 「昭和天皇」
福田 和也(文芸評論家・慶應義塾大学教授)
新年特別号が5項目40ページ、二月号が6項目50ページが皇室
あるいは天皇陛下に関わる記事です。 「文藝春秋」は概ね550ペ
ージの厚みが2センチ5ミリはあります。二ヶ月に亘って40ページから
50ページの記事が掲載されています。
これだけ皇室の話題が記事になると言うことは、「皇位継承」「男系
男子」「天皇陛下の健康、年齢」など懸念や心配されているなかで、
政治、経済もそうですが<何でも先送りをしてしまう>このところ日本
国中に充満している「悪しき病気」のせいではと思います。
天皇陛下が高齢になられているのに公務の多さや、昨年の多発した
災害のたびに被災地に出向かれたこと。7週間連続、寒い避難所を
被災者目線で膝をついての激励をお続けになったり、皇居の中でも
被災者と同じ環境で苦しみを分かち合おうとローソクの生活をされた
りなさっておいでであります。
この二冊の記事の中でも、普段から天皇陛下は、皇居の敷地内で
自ら自動車の運転をなさるようですが、時速25キロを厳格に守って
いらっしゃるようです。元侍従長の回顧では、宮崎県の史跡を行幸
された時に「この史跡を発見したのは、地元の農民で足元が陥没し
たことがきっかけです。」と説明をしたら陛下は、真っ先に「その農民
にカガは、ありませんでしたか?」と質問されたそうです。この気持ち
が、前述の被災者に対しての態度、お言葉に帰結することと思いま
す。もちろんどの記述にもありますが、皇后陛下のまさに「国母」と
思われる慈愛の籠った言動は、言うまでもありません。
当時の内閣官房副長官が昭和から平成の時代継承を誇らしく語って
いる直ぐ後のページで、時の「忠臣」と言われたひとからは「あの時の
混乱がないように~~」との甘言がなされていること、とても興味深い
論評です。
いずれにしても、天皇陛下が自ら「ああしたい。こうしたい」と仰ることは
無いわけで総ては、「政治」の場で決められることになりますがその重
要な判断を多方面の声を反映させながら結論を導き出すことが急がれ
ます。
私ごときものが、心配することではないかもしれませんが~~~~。









