「お盆について」
2010.07.27
「お盆」は、旧暦の7月15日を中心に日本で行われる祖先の霊を
祀る一連の行事で、古神道における先祖供養の儀式や神事と
仏教行事の「盂蘭盆会」が習合して現在の形が出来たとされています。
8月の1日を「釜蓋朔日」(かまぶたついたち)と言って、地獄の釜の蓋が
開く日でこの日からお盆であるという考え方も有り、地方によっては、
この日からお墓の掃除をしたり、仏壇の手入れをしたり、山や川から
里へ通じる道の草刈をする習慣があるようです。
七夕は、7日ですがそもそも七夕は、「棚幡」とも書き、昔のお盆の
精霊棚とその棚に飾る幡を飾る日であったようで、現在初盆を
迎える家庭で7日の夕方には、「お盆飾り」を準備してお参りの方に
対しての準備をし、8日以降いつでもお参りを受けつけるようになった
のはこの影響があるようです。
この時期のお坊様のおつとめを「棚経」というのは精霊棚でお経を
あげていただくことからと言われております。
「迎え火」は13日の夕刻の野火を呼びます。地方によっては
まこもを乾かしたものに火をつけて「迎え火」とすることもあるようです。
「送り火」は、16日の夕刻の野火で代表的なものが「京都五山の
送り火」であります。
「盆踊り」も16日の夜、寺社の境内に老若男女が集まって踊るもので
これは、地獄ででの受苦を免れた亡者たちが喜んで踊る状態を模した
と言われています。
「初盆」は、人が亡くなり初めて迎えるお盆で新盆(にいぼん)とも
いいます。あの世から帰って来るご先祖の目印になるようこの時期
真っ赤な実をつける「ほおずき」を飾ったのが現在の「盆提灯」の
始まりだと言われています。
お盆の飾り物として「きゅうりでつくる馬」「ナスでつくる牛」がありますが
これは、帰って来るときは「早く、早く」ということで馬、あの世に還る時は
「ゆっくり、ゆっくり」ということで牛にのって供物を持って還ってもらおうと
考えたことのようです。











