くらしの器「森脇」
小汀 泰久 |
2011.10.23
10月21日~24日まで京店のギャラップ千茶荘で
くらしの器「森脇」さんが
<塚本治彦 織部・志野・唐津>という作陶展を開催されています。
23日お訪ねしてみました。
店内には、スペースに対して多すぎない、高級品としての陳列の手法と
思われる展示の仕方がしてあり大いに参考になります。
こうして、所々に季節の花が<展示作品>に生けてあり、高級感とあわせ
生活感を<心和む>ように醸し出されていました。
この作陶展を開催するにあたり
森脇社長は、自ら塚本治彦氏の
工房(窯)に出向き、出品作品に
ついて吟味されたようです。
会場のギャラップ千茶荘は、こうして和室仕立てのオープンスペースもあり
奥には、このような庭園もあります。京店の中心地にこの空間があるのは
なんとなく嬉しくなります。 落ち着いた正に<異空間>です。
正直、私は陶器についての知識などは持ち合わせていませんでしたが、
森脇社長の奥様から説明を聞いているところへ外出先からお帰りになりま
した森脇社長、そして塚本治彦先生に直接<織部・志野>などについて
説明を受けることが出来ました。 大変に勉強になりました。
塚本先生のご紹介は、このHPがいいのではと思います。
http://www.yufuku.net/yakimono/monthly/interview/interv006.html
お話を聞いていると<絶妙なタイミング>で奥様から「お茶のおもてなし」
を受けました。 お茶碗はもちろん塚本治彦先生作の<織部>です。
織部の茶碗と 菓子器です。
お茶を頂きながら森脇社長の<器>についての持論をお聞かせ頂き
その<博識とこだわり>に感服いたしました。
よく<料理と器>のお話はお聞きしますが、これだけの具体的な例を
挙げてご説明をお聞きしましたのは初めてでありました。
<本物の素晴らしさ>を堪能させていただきました。
感謝です!!
くらしの器 森脇さんのお店の紹介。 検索しましたら色々ありましたが
この森脇社長ご自身のブログが紹介になると思います。
http://tokidarazu.blog.fc2.com/
25日~28日は、自社であります
「くらしの器 森脇 石蔵ギャラリー」で同様な作陶展を継続展示なさるよ
うです。