ドリカム講座「稲垣 寛氏」
小汀 泰久 |
2013.05.09
今日(5月9日)、午後3時から開星高校のABCホールで
「ドリカム講座」が開催され聴講してきました。
この講座は、開星高校普通科総合コース2年生104名の生徒
に対して実社会で活躍している方から体験を踏まえて夢や目標を
持ちその実現に向けて努力する生徒を育成することを目的とする
ものです。
この時に千茶荘社長 原田瑞樹氏と一緒に司会をして頂きました。
今日の講師は、GB’sCAFE代表取締役社長 稲垣 寛(いながき
ひろし)氏です。 この稲垣氏は、私の長男がアメリカのロングビ
ーチで音楽関係の活動をしているときに偶然、知り合ってお世話に
なった方で後に松江にその時のバンド「SUPE」が松江で後援会ラ
イブをした時に、縁あって司会をして頂いています。最近は、FB友
達で親しくしていますし、松江市長選挙で川上 大さんの応援をした
「同志」の一人でもあります。
前置きが長くなりました本日の稲垣氏のお話を要約します。
テーマは、「『発想』と『ひらめき』と『瞬発力』の男」です。
中学校のころからファミコンのカセットを工夫して販売をするという
「商才」を発揮していた。高校時代には、ロックバンドを目指していた
が、自分の能力では?と諦めた。このころから「あの子と結婚したら
~~?」と考えた<マセガキ>であった。バンドの演奏は諦めたが
バンドコンサートを自ら企画して収益をかなり上げて電気製品などを
高校生で買うことも出来るほどであった。
大学受験に失敗して家出をしてJRで暗くなったのが奈良で、天平旅館
というところで「住み込みで働かしてほしい」と依頼、結果そこの紹介で
酒屋で働き、そして配達先の居酒屋「つぼ八」で働き、アルバイトを続
けた。しかし、大学進学も諦めていなくて親にも謝罪し多少の支援をし
てもらって近畿大学法学部法律学科に入学した。
このように演台を前に話したのは、最初だけで終始演台の周辺を行ったり来たり!!
入学後も、アルバイトを続け、関西大学の前のワンルームマンション
の一室でレストランバーを経営、よき仲間と理解者(現在の奥様)を
得て関西大学前に40坪のマンモスショップを開店。
この時に銀行から融資を受けることの理不尽さを知り、この後、
<借金はしない!!>と決めた。
それと店を作るに当たり工務店に発注をしたが毎日、すべての作業
を見ている中で店舗建築を自らしてみると1,500万円かかったもの
が、自ら作ると300万円位で出来ることも知った。(このことが、昨年の
スペイン・バルの開店も手作りで改装している)
現在、系列店48店舗を経営しているが、それぞれ成功するためには、
しっかりしたビジョンを持ち、実行することが重要。 などなど~~~。
本当に<熱い>想いと「今日、みんなに伝えたいこと!!」31項目を
予めきちんと準備しての講座でした。
この日、配布された資料です。
「店舗の出店の時にきちんとシュミレーションしてイメージすることが
重要」と話された通りでこの準備があるからこその今日の講演であ
ったと思われます。 まさに、用意周到!!です。
17歳の時から起業をした軌跡です。
後半は、稲垣氏らしく生徒の反応を観ながら、生徒からの質問を
「みんなに伝えたいこと」の中からテーマを選んでもらいそれに対し
て説明をするという形式で受け答えをしてゆきました。
その項目の内容は、
今日から出来る大成功の秘訣「笑顔・あいさつ・いい習慣」
仲間の大切さ「ONE PEACE」が教えてくれたこと
お前に夢中の話
人格を磨くことの大切さ
ウンチをもらしちゃったはなし(なんじゃ、コレ??)
歴史は夜つくられる(バカ話、ワクワク話が未来を拓く)
心が散らかった時の話
イメージすることの大切さ
などなど 力強く、ユーモアたっぷりに聞けました。
私自身、稲垣氏からの真面目な話は、初めてでしたが「謎」の部分
が随分解けました。やはり、若い時から起業をして40歳を前にして
約40店舗を経営するというのは、<ただものでは、ない>ことが良
く理解できました!!
104名の生徒さんと大多和校長先生や川上 大先生など教員の方、
そして私も含めFB友達の社会人25名ほどの聴衆でした。
これも、稲垣 寛氏の人望の表れと感じました。
いい刺激・勉強になりました。
川上 大 先生の言葉に誘われ、校長先生と共に応接室に入り、しば
し印象を語り合っていますと川上先生から「小汀さんも、お願いできま
せんか?」と切り出され、稲垣氏のお話にも触発されていましたので
6月13日の日の今年度7回目の「ドリカム講座」を受けてしまいました。
光栄なことですし、名誉なことですので
「しっかり、準備して」 頑張ろうと思います。