山陰のお寺

弘安寺

[出雲三十三番観音霊場]

弘安寺イメージ

十四番蓮花寺を発って松江方面に向かい海潮温泉を過ぎた海潮盆地を見下ろす山の中腹に弘安寺はある。松の参道、石段を登り山門をくぐると正面に本堂、左側に明治十一年の再建、重層寄棟造り中世の仏殿の様式を伝える観音堂があり、堂内中央に秘仏十一面観音、左に元松渓院本尊の聖観音がまつってある。
 寺伝によると弘安寺は、もと松渓院と号し能義郡広瀬町富田塩谷の地にあり、天平十一年に開かれた。応永五年十八代住職の時、法相宗より曹洞宗に改宗となった。尼子経久公祈願所として能義、伯耆などに寺領を持っていたが尼子氏衰退にともない現在地に移され、尼子氏の重臣牛尾氏の菩提寺となったが、のち牛尾氏の落亡によって殿堂の半ばを減じ金峰山弘安寺と寺名を改めたと伝えられている。その後、江戸時代には松江藩主からの度々の寄進を受け堀尾忠晴、松平直政公を始め諸公の寄進状が残されている。
 十五番札所本尊の十一面観音は弘安寺とは由緒を異にし、養老元年加賀白山を開かれた泰澄大師の作で白山宮の白山権現と同木同彫といわれ、久しく越前大野で崇拝されていたが、「大悲不思議の霊告を蒙り此地に来居し給う」と記されている霊験あらたかな観音様である。
 出雲観音霊場崇敬の念から、昭和三年に海潮観音祭りが始められ四月十六日に地区内三十三ヶ所に祭られた観音様を巡拝して回る信仰篤き行事も続けられている。
     風払世塵満日清 露洒新樹客心明
     閑庭懐古弘安寺 総是観音微妙声
海潮観音祭り十周年を記念して、お招き致した京都清水寺貫主 故大西良慶老師の詠まれた詩である。
 

<ガイド>
●宗 旨/曹洞宗
●ご本尊/十一面観世音菩薩
●行 事/海潮観音祭 4月15日~17日
   観音講 毎月17日
     大般若祈祷法要 施食会 涅槃会
●名 所/海潮温泉 八雲山 須賀神社

 

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松江から忌部を越えて海潮中学校の

横を仁多方面に進むと右側に、当社

提供のこの案内看板があります。

この看板の先を左に進むと

200メートルほどで第15札所

「弘安寺」に到着です。

 

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この参道右奥には、広い駐車場が完備されています。

 

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山門を潜るとこの立派な本堂の正面です。

 

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本堂の左に完成したばかりの祖霊堂(位牌堂)そして観音堂が続きます。

 

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観音堂の左手前には、「秋葉堂」。  観音堂の内部。

 

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納経所は山門の左、本堂の左側にあります。

御詠歌

こがねとも ふくともおもう みほとけを だれがおろかに おもうべきやは

お寺の歴史を知る

弘安寺のお寺の歴史を知るイメージ

観音堂の向拝の天井には、いつの時代かは不明ですが龍の墨絵が勇壮に描いてあり、歴史を感じさせます。

アクセス

島根県雲南市大東町南村319TEL0854-43-5748

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