満願寺

満願寺

[出雲三十三番観音霊場] [出雲国十三仏霊場]

満願寺イメージ

当山は今を去る千百八十年程昔の天長年間(平安後期)弘法大師空海上人、此の神国に来て不思議な縁に逢い祈願が満ち足りたとして寺号を満願寺とし、大亀が金の釜を納めたとして山号を金亀山、社寺仏閣の美しく善いことを尽くした清浄なる霊地として院号を清浄院と名付け、観音様の聖地補陀落山(ほだらくさん)に似たりとして一刀三礼の元本尊を刻み開創された真言宗の古刹霊場であります。

毛利元就公はこの寺を大変尊崇せられ自分の守り本尊である両頭愛染明王と大般若十六善神のお軸を御寄付され、境内には「おもかげは深山木ながら花ぞともけさ白露の玉椿かな」の歌と共に毛利公お手植えの「玉椿」(周囲一・五メートル、樹高五メートル)があります。
正安年間に高野山の八傑である信日(しんにち)・信堅(しんけん)の両憎が再興され、慶安五年(1652)松平直政は祈願所と定め三間四面の本堂を建立し、その後の歴代藩主も修築、再建に努めている。

 

お寺の駐車場横に、大きな銀杏の木ががあり訪れる方を迎えています。秋には葉が色づき、その見事な姿が訪れる方の目を楽しませています。 DSC02031.jpg

 

椿と縁の深いお寺ということで、敷地内に多数の椿があり、お寺ないにも椿をあしらったものが多くあります。
訪れた3月中旬は、椿が見ごろで目を楽しませてくれました。

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  本堂の左手から宍道湖を見ることができます。
椿の木のもとから眺める宍道湖は絶景です。

 

お寺の中から見える中庭には、お掃除の得意な地蔵さんもいらっしゃいます。
中庭は、丁寧に管理されていて見事です。

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<ガイド>
●宗 旨/高野山真言宗
●ご本尊/聖観世音菩薩
●行 事/護摩祈祷大祭 1/17 4/17 6/17 12/17
開運節分星祭 2月3日
奥の院宇賀弁財天祭 5月9日
仲秋十五夜三日間 座禅と月見の集い 観月会 等 
●境内にはだれでも自由に巡れる四国八十八カ所お砂ふみ石の霊場があります
●他霊場/出雲国十三仏霊場 古江六地蔵霊場

御詠歌

おもいたち みつるがんこそ うれしけれ じゅんれいどうも みそひともじ

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屏風や襖

アクセス

松江市西浜佐陀町879TEL0852-36-8483